株式会社光華

再生医療/幹細胞移植

再生医療/幹細胞移植

幹細胞移植

幹細胞治療

細胞を生む細胞による再生医療

幹細胞療法とは?

私たちの身体の中には約60兆個の細胞が存在します。心臓、脳、皮膚など私たちの組織は細胞が集まってできており、日常で非常に重要な役割を果たしています。 役割によって約270種類の細胞に分けられます。それらの細胞の元となる細胞が『幹細胞』です。幹細胞はいろいろな細胞や組織に変化する細胞で、体内の決まった場所に存在します。組織が損傷した場合などにその組織を補うための細胞を生み出す細胞です。

この幹細胞は以前から骨髄に存在する事が知られていました。しかし骨髄から採取できる幹細胞には限りがあり、採取する際は全身麻酔が必要になるなど患者様に負担のかかる手術が必要でした。2000年にUCLA(カリフォルニア 大学ロサンゼルス校)のDr.Hedrickが腹部皮下脂肪に大量の幹細胞が含まれている事を発見しました。脂肪由来間葉 系幹細胞の基本的な特性については、様々な研究が積み重ねられています。採取が容易で、安全性が高く、その有効性が多岐にわたる脂肪由来間葉系幹細胞は、再生医療の鍵となる細胞として注目を集めています。

幹細胞移植 幹細胞移植

培養上清治療

幹細胞治療

幹細胞の成長因子を用いた治療

培養上清治療について

幹細胞を培養するときに、幹細胞は500種類以上のタンパク質を含む成分を分泌します。 分泌液の中にはサイトカインと呼ばれる細胞活性のカギとなる情報伝達物質が豊富に含まれて、体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たします。老化などにより衰えた細胞の回復を後押しするため、美容に対するさまざまな効果が期待される治療法です。

培養上清は、組織の受入から細胞培養、培養上清の品質管理に至る一連の工程において、厳格な管理のもと実施しています。
高度な品質を担保する為に、厳しい品質管理体制を導入した運用管理体制を構築しています。

〇 患者さまの細胞培養における副産物
〇 感染症およびウィルス試験の実施
〇 生物由来原料基準に適合した原料(培地など)を用いて調製
〇 再生医療等製品に向けた技術開発から生まれた技術


株式会社 光華では、これらの安全な培養上清を利用した治療法をご提供します。

幹細胞移植 幹細胞移植

培養上清の有効性が示された疾患や用途

動脈硬化症、急性腎障害
骨欠損、アルツハイマー病
心筋梗塞、劇症肝炎
炎症性腸疾患、美容
脊髄損傷、糖尿病
間質性肺炎、脳梗塞

培養上清の有効性

アンチエイジング

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含まれる成長因子と効果

EGF 上皮細胞成長因子

1.新しい皮膚細胞創生によるシワの予防と解消する
2.健康な肌色にする
3.肌を滑らかにして若々しくする
4.新しい皮膚細胞を再生する事で傷口の回復を早める

TGF-α トランスフォーミング成長因子

1.コラーゲンとエラスチンの構造を強化する事で肌の弾力性を増す
2.肌の成長な成長を促進し、傷の治癒を促進する
3.新しい細胞を生産する事でシワを防止、改善す

EGF 上皮細胞成長因子

1.新しい皮膚細胞創生によるシワの予防と解消する
2.健康な肌色にする
3.肌を滑らかにして若々しくする
4.新しい皮膚細胞を再生する事で傷口の回復を早める

TGF-β トランスフォーミング成長因子

1.細胞の分化・誘発などの老化を防ぐ
2.肌のテクチャーを改善(コラーゲン・エラスチンに関与)し、若々しい肌を保つ
3.傷跡を残さず修復する因子

PDGF 血小板由来成長因子

1.損傷を受けた皮膚細胞の再生を促進する
2.コラーゲン合成を促進しシワを改善する
3.育毛を促進する

VEGF 血管内皮細胞増殖因子

1.VEGFが毛根へ栄養を運ぶ事で発毛を促進する
2.新しい細胞を生産する事でシワを防止・改善する
3.肌にエネルギーを与え肌つやを改善する

IGF-I インスリン様成長因子

1.新しい皮膚細胞創生によるシワの予防と解消
2.コラーゲンとエラスチンやヒアルロン酸を増す 3.皮膚感触を良くし、顔やボディーの無駄な脂肪を燃焼させる
4.毛根を刺激し髪の毛を強くする

Q&A(幹細胞移植と培養上清治療)

Q 幹細胞とはなんですか?

A 全ての生き物のからだは細胞からできています。人間の体内には約60兆個もの細胞が存在しています。細胞はそれぞれ、その場所にあわせて決まった役割を持っています。 幹細胞の特徴は他の細胞の元となる細胞をうみ出す事ができるという事です。幹細胞は、自分以外の細胞を生み出す際に、2つに分裂します。この分裂した細胞のうち一つは幹細胞として維持され、もう一つの細胞は他の細胞へと変化する細胞になります。幹細胞は傷ついたり、古くなってしまった細胞を入れ替えるために、この様に新しい細胞を作っているのです。

Q 脂肪はどのくらい採取しますか?

A 下腹部の皮下脂肪を採取します。 通常は、下腹部の皮下脂肪を採取します。腹部の脂肪が少ない方では、臀部もしくは大腿部の脂肪を採取します。

Q 脂肪採取に痛みは伴いますか?

A ほとんど痛みは伴いません。 局所麻酔を行いますので、ほとんど痛みは伴いません。麻酔を行う際には若干の痛みを伴います。

Q 脂肪採取から幹細胞投与までにどのくらいの時間がかかりますか?

A 個人差はありますが、脂肪採取より約4週間でご投与が出来ます。 採取した脂肪組織から幹細胞を抽出し、CPC(特定細胞加工物製造施設)にて培養します。培養は厳格な品質管理のもとで、細心の注意を払って行われています。幹細胞の培養には個人差があります。通常、脂肪採取より4週間程お待ち頂いております。動画は培養中の幹細胞の様子です。

Q 幹細胞はどのように投与しますか?

A 点滴で静脈へ投与します。リラックスしていただいた状態で40分程かけて投与させていただきます。投与中は、安全性の確認のため血圧や酸素飽和濃度などモニタリングします。

Q 治療期間はどのくらいですか?

A 脂肪採取後約1か月で幹細胞投与可能となり、投与後、フォローアップ検査(1・3・6・12か月後)に来院いただきます。複数回投与される場合、フォローアップ検査は最終投与からカウントします。基本的に、投与と投与の間は規定通りのフォローアップ来院間隔で来院していただきます。フォローアップ検査は、安全性と有効性を確認させていただくための大切な検査ですので、来院ご協力いただきますようお願いいたします。

Q 幹細胞治療に年齢制限はありますか?

A 現在、株式会社光華・提携病院で提供している再生医療等計画に基づき、18歳以上と規定させていただいております。

Q iPS細胞やES細胞とは何が違うのですか?

A iPS細胞やES細胞は万能細胞で、いろいろな細胞に分化できる多能性幹細胞です。いずれの細胞も、目的の細胞に分化させて用いますが、未分化な細胞が残っている場合は奇形腫という腫瘍を形成することがあります。また、iPS細胞は、細胞に遺伝子導入するなどして人工的に作られた多能性の幹細胞のことです。遺伝子の導入部分によってはやはり腫瘍形成のリスクがあります。また、作製の効率も安定していないことが知られており、一般的な利用にはなおハードルがあると考えられます。ES細胞は、iPS細胞より研究の歴史が長く、安定した利用が考えられますが、人の受精卵(胚)を使用し作りだす多能性幹細胞のため、倫理上の問題があります。 一方、脂肪由来の間葉系幹細胞は体性幹細胞に分類され、特定の系列の細胞にしか分化できないかわりに、iPS細胞などに比べ腫瘍となるリスクが低いと言われています。組織の再生や修復など様々な機能を果たしています。また、当院をはじめ、特定の医療機関により一般に治療が普及されつつある治療方法です。

Q 培養上清液とはなんですか?

A 培養上清とは、人の体内に存在する幹細胞を培養液の中で培養した際に得られる、その上澄み溶液になります。投与に用いる培養上清は、フィルタリングにより滅菌処理を施したものです。 培養上清液には、幹細胞から分泌された様々なサイトカインが豊富に含まれています。サイトカインは、細胞から分泌されるタンパク質で、細胞の増殖や分化などを調節する働きを持ち、体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たしています。サイトカインを豊富に含む培養上清液は、老化などにより衰えた細胞の回復を後押しするため、さまざまな健康と美容に対する効果が期待できます。

Q 培養上清液はどのように投与しますか?

A 治療の目的に合わせ投与方法が異なります。点滴で静脈へ投与、皮下や筋肉、関節などへの局所投与、塗布など、医師が一番効果的な投与方法を提案させていただきます。

Q 培養上清液治療に年齢制限はありますか?

A 年齢制限は設けておりません。疾患の状態や治療目的ごとにご相談させていた来ますのでお問い合わせください。

Q 副作用はありますか?

A どのお薬でも副作用の可能性があるように、培養上清液の投与でも副作用の可能性は否定できません。具体的には低血糖の可能性が高いため投与前に血糖測定を行い、血糖値が低い患者様には飲み物やお菓子などを召し上がっていただき、あらかじめ血糖値を上げていただきます。投与直後も血糖値を測定し、安全を確認しながら培養上清液の投与を行っております。詳細はインフォームド・コンセントの際しっかりとご説明させていただきます。

Q 予約方法を教えてください。

A ご予約はお電話にて受け付けております。株式会社 光華までご連絡ください。

Q インフォームド・コンセントとは何ですか?

A インフォームド・コンセント(informed consent)とは、「説明を受け納得したうえでの同意」という意味です。医師が治療の内容、リスク・ベネフィット(可能性のあるリスクと利益)、費用について十分な説明をし、患者様が内容をよく理解し、納得した上で文書にて同意していただき治療を受けるということです。当院ではこの説明にじっくり時間をかけ患者様の疑問や不安にお答えできるよう努めております。

Q 健康保険は適用されますか?

A 適用されません。 すべて自費診療になります。加入されている医療保険や、高度先進医療にも適応されません。

Q 薬を飲んでいても、治療(幹細胞治療・培養上清治療)は受けられますか?

A 多くの場合、併用は可能です。 治療中の疾患により異なりますので、都度お気軽にご相談ください。多くの場合、併用は可能です。

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